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九州大学

九州大学病院

報告者氏名:天尾 カオル

R1年度
国公私立大学病院副看護部長研修

看護師・看護助手の搬送業務に関わる業務改革 -患者移送支援センター(仮)設置に向けた体制作り-

[概要]
当院の1日平均延べ入院患者数は約1,100人、一般病棟では、約半数が60歳以上の高齢者である。また患者の重症化も伴い、業務量調査においても、車椅子移送や付添い歩行など、移送に関する業務の割合が多い傾向にある。特に検査・リハビリ時の移送においては、医療従事者の労力や業務に影響を及ぼしており、改善が求められていた。
折しも当院では、平成22年5月に厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」での議論を受け、「医師をはじめとした働き方改革対応」として、「他職種間でのタスクシフト」について、経年的に対応策を実施している。その経過のなかで、今年度は、「患者移送支援センター(仮)」の設置について、検討することになった。目的は、患者移送を専門スタッフへ移管することによって、業務の集約化を図り、医師や看護師が診療現場から離れる時間を削減することで、本来業務に専念できる医療環境を整備する。それにより、看護師の清潔ケアや処置介助の時間が確保でき、患者サービス向上に繋がる。また、移送先の検査部やリハビリテーション部では、患者が定刻に来ることにより業務の効率化が図れ、更に患者においては、移送先での待ち時間が減少することで身体的な負担軽減が期待できる。
今回、各部門と協働し「患者移送支援センター(仮)」設置に向けた体制作りについて検討した。その結果、令和2年4月に設置が認められ、1年間のプレ運用が決定した。

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