新潟大学

新潟大学医歯学総合病院

報告者氏名:井越 寿美子

R1年度
国公私立大学病院副看護部長研修

看護業務においてICT活用を推進する ―教育研修業務の改革を出発点として―

[概要]
新潟大学医歯学総合病院看護部では、電子カルテの他、デジタルナースコールやスマートフォン導入等、実践場面を中心にICTの活用が増えている。しかし、会議や研修会等の資料は紙媒体で行う等ICT化は進んでいなかった。教育プログラムが充実する中で教育研修に関わる資料作りや集計等の事務作業量は増加し、検討の時間が十分に確保できない等の不満や負担感が生じていた。そのため教育研修業務においてICT導入を推進し、業務の効率化と標準化を進めていく必要があると考え、事務作業量の多いアンケート業務から着手することとした。ICT導入の環境整備として、病院内にある職員用WiFiの使用許諾と研修等に必要なPC等の器材の準備、アンケート機能を有する学習支援ツールの選択を行った。また、学習支援ツールを活用する人材の育成として、教育支援に関わる看護職員を対象に、情報セキュリティポリシーの講義と演習型の研修を企画・実施した。学習支援ツールの活用が円滑に進むようアンケート機能についてマニュアルを整理した。今回は一部の新人看護職員研修に対しタブレットPCを用いたアンケート調査・集計について試行的に導入し、その結果、研修アンケート作成や集計に関する業務量の削減ができた。次年度は新人看護職員研修にタブレットPCを用いたアンケート調査を導入する予定である。今後は学習支援ツールの新人看護職員以外の教育研修への拡大と教育研修業務以外のICT活用の展開が課題である。

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