高知大学

高知大学医学部附属病院

報告者氏名:坂本 美和

R1年度
国公私立大学病院副看護部長研修

患者の尊厳を守り、身体行動制限低減に向けたシステム構築と看護師教育について

[概要]
医療者は、「安全な医療提供のためには身体行動制限は必要。仕方のない行為である。せざるを得ない状況。」という理由などから、身体行動制限を行っている。しかし、身体行動制限によるリスクや二次的障害の発生、身体行動制限の回避や早期解除への取り組みが十分ではない現状にある。病院の基本理念や看護部の方針、そして患者の尊厳を守る看護や医療の実践ができる病院への変革を目指し、①身体行動制限の基準・手順・説明書・同意書・フローチャート(以下基準)の改定、②身体行動制限実施数の低減を図るためのシステム構築、③看護師育成のための教育等、について実践計画にそって取り組んだ。ワーキンググループ(以下WG)を立ち上げ、他部門や多職種と連携協働して、基準の改定やシステム構築等を行った結果、看護師及び医師の身体行動制限回避のための取り組みがみえるなど、成果と医療者の意識変化も見えだした。しかし同時に明らかになった課題やこれからの実践計画もあり、「患者の尊厳を守り、身体行動制限の低減化」「身体行動制限を行わない病院」へと変革するための実践計画の遂行と課題への対策を行い、今後も継続した取り組みを行う。

PDFファイルを開く