東京女子医科大学

東京女子医科大学病院

報告者氏名:土井 幹

H30年度
国公私立大学病院副看護部長研修

看護管理者の自己効力感向上に向けた取り組み ~JCI 受審準備の取り組みをとおして~

[概要]
社会の変化に伴い、従来の患者の安全や質向上に向けた取り組みに加え、医療職の働き方改革や JCI(Joint Commission International 以下 JCI)受審に向けた準備が病院として行われている。 看護管理者は、増加していく多重課題に対して強い困難感見受けられた。しかし、JCI 受審に向けた準 備は、臨床において患者の安全に向けた取り組みの一環であり、看護の質向上に向けても欠かせないも
のである。そのことを理解し現場で推進していくには、看護管理者の自己効力を向上させることがまず は必要であると考え取り組みを行った。 まず、JCI カテゴリーに看護管理者の特徴を活かした人員配置をおこない、JCI 全体の構図や関連性 についての説明を師長会でおこなった。また、毎週行われる各カテゴリーの話し合いに参加し、カテゴ
リーで求められる内容の共有と現状での改善内容について話し合い検討を一緒におこなった。さらに、
価値探求型リーダーシップ((Appreciative Inquiry 以下 AI))研修を看護管理者全員に行い、その後
の臨床運営等にどのように活かせているか等のインタビューを行い自己効力が向上していけるよう関 りを行った。 取り組みを行っていく中で、JCI 受審時期が延期となる状況になったが、看護管理者からは不満では なく。「一人一人に根付くことが重要」「受審時期ではなく文化にしたい」など自己効力感を実感できて
いる発言が聞かれた。自己効力感を向上させていくには、個々の個性を活かした起用や、個の思考の共
有や AI 思考を取り入れていくことが重要であった。

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