群馬大学

群馬大学医学部附属病院

報告者氏名:高田幸子

H30年度
国公私立大学病院副看護部長研修

看護部一丸となった組織づくり ―病院改革の取り組み実践を通して―

[概要]
平成 26 年の医療事故を受け、病院改革のための多くの新たな取り組みが講じられている。短期間で
その成果を求められる現場では、業務負担が増加し看護師長をはじめスタッフの疲弊感ややらされ感が
否めない状況から看護部管理室への不満の声が聞かれた。一方、看護師長が自身で解決すべき自部署の
問題の解決を看護部管理室に委ねる場合もあり、看護師長の組織マネジメントの支援も必要と考えられ
た。改革を確実に進めるためには、看護部管理室と看護師長が改革への認識を共通理解し、看護部一丸
となって一つの組織として取り組む必要がある。
そこで、副看護部長が看護師長と面談を行い、改革への認識や取り組み状況、その取り組みを承認す
るとともに困難と感じていること、看護部管理室に望むこと等の現状把握を行った。同時に業務負担軽
減を目的に看護部全体として業務改善、業務検討を進めた。また、改革の意図や目標、各部署での取り
組みの状況等を共有した。
その結果、面談を行うことで看護師長それぞれの考えや部署の状況を把握でき、改革の目的や認識の
すり合わせができ一体感を感じるきっかけになった。また、副看護部長からの承認の言葉かけは励みに
なるという看護師長の言葉からモチベーションにつながると感じられた。さらに、組織としての業務改
善等の手立てを同時に行ったことで、現場の業務負担感の軽減につながり、効果的であった。

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