日本医科大学

日本医科大学千葉北総病院

報告者氏名:遠藤 みさを

H26年度
国公私立大学病院副看護部長研修

看護師の退職者の減少を図る ~選択したモデル病棟の看護師退職者が昨年度の50%へ減少する~

[概要]
当院は、開院21年目の比較的若い超急性期を目指す病院である。病床数600、入院基本料一般7:1、平成25年度の手術件数5,900件、稼働率82.5%、在院日数12.5日、1日外来患者数1,200人。ドクターヘリ年間出動数1,090件、救急車搬送数3,800件で、緊急・重症入院患者が多く、看護必要度は常時24%以上にある。千葉東部に位置し印旛沼公園を始め緑豊かな環境にあるが、若い世代には都心まで1時間を要し周辺にはリフレッシュできる施設もなく、私生活の充実は得られていないと聞く。併せて、病院の役割・機能、病院内環境整備のための様々なシステム導入が行われ、多忙感が原因で開院後数年間は、看護職員退職率20%に達する時期があった。しかし、平成21年度からは、年間80人前後(全看護職員の約15%)になり、平成24年度は、13%まで低下した。ところが、25年度は、14%と上昇し、将来の見極めが難しい状況であった。離職防止対策として、看護職員増員要請、夜勤時間月72時間以内、フレックス制導入、看護補助者夜勤導入、そして電子カルテやスポットチェックモニター導入などをしているが依然と退職率の高さは続いており看護師長の苦悩は大きい。副看護部長として退職者の減少は急務と考え自己の課題とした。看護部長より助言もあり、本年度は一病棟を選択し活動をすることにした。結果は昨年度より大幅な退職者の減少になった。

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