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金沢大学

金沢大学附属病院

報告者氏名:松田 康子

H23年度
看護学教育指導者研修 平成23年度のみ

学生の臨地実習指導体制を整える ~学生指導チームの立ち上げによる指導方法の標準化と指導力向上を目指して~

[概要]
当病棟は産科病棟で病床数は15床であり、ハイリスク妊産褥婦が多いのが特徴である。同フロアーにMFICU、NICU、GCUが別の看護単位で設置され4部署が連携している。看護者(以下スタッフ)数は、助産師15名(師長を含む)、看護師1名の計16名である。現在、当病棟では1大学の3年生の母性看護実習と4年生の助産専攻学生の助産実習を受け入れ、年間を通して半年以上実習が実施されている。母性看護実習ではメントー制が実施され、学生1人に対し助産師(看護師)1人が担当し、担当スタッフは看護師経験年数2年目以上であり、経験年数の浅いスタッフも担当している。また、助産実習の分娩介助や外来の実習場面では、その時の分娩や外来担当のスタッフが指導を実施しているため、新人も担当しているのが現状である。病棟内に臨床実習指導者として安全専任看護師という役割はあるものの、医療安全活動、新人支援、安全教育を中心とした人材育成と役割範囲が広く、これまで当病棟では学生指導の面からは役割発揮できていない。
このような体制のもと、個々のスタッフは、学生指導に対して積極的に取り組む姿は見られており、学生指導に対する意識も高いと考えられる。しかし、病院・病棟レベルで考えると院内に臨地実習指導者研修がなく、学生指導がスタッフ個人に任され、標準化されておらず、個々の学生指導において生じた不安や負担をフォローする体制が整っていないという現状がある。また、半年以上にわたる助産実習で、中心となって学生をフォローする体制が整っていない。
そこで、まずは臨床実習における学生やスタッフの相談役や学生指導の問題を解決していく推進役としての学生指導チームを立ち上げたいと考えた。その上で、学生指導の標準化の一歩として、スタッフのお互いの指導方法の共有を行い、また伝達講習を通して指導力の向上を目指したいと考え、以下のような計画を立案し実践した。

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