東京女子医科大学

東京女子医科大学病院

報告者氏名:川崎敬子

H29年度
国公私立大学病院副看護部長研修

一体感のある看護部組織づくり

[概要]
様々な改革が求められるなか、臨床への要求が多く、運営上の説明不足や他部門との調整の遅滞等により看護部への不満が聞かれた。一方で、師長が問題解決すべき事案を看護部に委ねる場合が多く、自立したマネジメントの支援が必要であった。よって、看護部組織が師長とともに一体となり、変革を推進していくことが喫緊の課題であった。
部長・副部長は、院内外の状況を踏まえた組織分析を行い、師長とともにマネジメント力の再構築をめざす強化策として看護部運営戦略案を策定した。推進力のある師長を選出し、師長会での提示方法を協議のうえ、師長会で戦略案を検討した。後日、師長と副部長からなる6グループを構成し、数回の意見交換を行い、各グループからの意見を踏まえ新たな看護部運営戦略を策定し、再度師長会で合意を得て最終決定とした。運営戦略に基づき、今年度は①医療安全の強化、②労務管理、③入退院支援の推進について、月単位にアクションプランを企画し実施した。実施するうえで、師長による自発的な取り組みが、より意見交換が進み、部署でのマネジメントに活用され有用であった。
運営戦略をともに検討したことで、師長から「看護部が身近に感じた。」「初めての取り組みで進む方向性が分かって良かった。」等の意見が聞かれた。社会情勢、医療環境を鑑み、進むべき方向性を師長ともに明らかにし実践できたことは、新たな看護部運営を構築するうえで重要であった。

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