順天堂大学

順天堂大学医学部附属浦安病院

報告者氏名:伊藤千春

H29年度
国公私立大学病院副看護部長研修

「地域包括化を担う外来看護師の育成 ~入院前看護面談導入を通して~」

[概要]
現在、高度な治療や侵襲性の高い手術や検査が外来で実施できること、入院における在院日数の短縮や高齢化社会を反映し、外来には医療依存度の高い通院患者が増加している。在宅で療養が安心して継続できるよう地域との連携が最重要課題となっているが、当院では、退院支援ナースが病棟で活動をしているのみで、通院患者の不安や日常生活の指導といった前方支援が不十分である。 診察介助や事務業務の煩雑さの中で、患者への生活指導の時間が捻出できていない状況が続いていたため患者や家族が安心して療養生活を過ごせるように入院前看護面談を計画していきたいと考えていた。しかし、医療依存度が高く、急変のリスクが高い患者が一般外来に通院していることについて外来看護師の多数が危機感をもっていないことと、看護実践能力が経験年数と比較して低いことが判明した。平成30年4月に入院前看護面談を導入することで、患者が安心して療養生活を継続させるために必要な外来看護師の専門知識の習得や看護実践能力を向上させることができると考え計画を立案し活動した。外来主任を中心に、患者・看護相談室の師長・主任、医事課、MSW、薬剤科、栄養科と連携して「入院前面談導入ワーキンググループ」を立ち上げて運用方法などの検討を行った。

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