順天堂大学

順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院

報告者氏名:近藤利津枝

H29年度
国公私立大学病院副看護部長研修

スタッフと管理者の評価能力を高め信頼関係を構築できる取り組み

[概要]
当院では、看護師の実践能力評価はクリニカルラダーを用いて自己評価、他者評価(自部署の師長、主任)の2方向から行っている。年間評価はスタッフと管理者で面接を用いて目標の達成度、看護実践能力の評価を行っている。今年度、この評価結果において、自己評価と他者評価から生じるズレを埋めることができないままラダーが決定されていたことがわかった。今回、このズレの摺合せができるよう問題解決に取り組んだ。
今年度、看護実践能力評価の変更に伴い、評価に時間を要してしまった。また、資料作成の遅れから、組織全体に計画を実践することは出来なかった。同意の得られた1病棟において実践を行った。評価・面接について資料を作成し、その資料を用いて師長に説明を行った。師長はその資料に沿って後期面接を行った。面接後の評価としてインタビューを行った。スタッフからは面接に対して満足した意見が聞かれ、自己の役割についても理解でき、明確となっていた。師長からは「日常業務の中でのスタッフとの関係性が重要である」という意見がきかれた。面接はスタッフ、師長が、日常業務の中から評価の根拠となることをいかに提示でき、双方がその根拠に納得できるように摺合せをしていくことが大切である。今後は、師長の評価能力の向上、信頼関係構築のために教育委員と連携しながら評価修正を行い全部署において実践できるよう発展させていく必要がある。

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