札幌医科大学

北海道公立大学法人札幌医科大学附属病院

報告者氏名:菅原ひろみ

H29年度
国公私立大学病院副看護部長研修

患者が安全に検査・治療が受けられるための中央検査センターの新設に向けた取り組み

[概要]
当院では、検査部門看護師が専属配置されていず、病棟や外来が検査を担当者している。看護師が検査に入れないときには、医師のみで検査・治療が実施される。医師のみで実施されることでのリスクとして、検査治療と同時に患者管理を行うことの困難性が存在している。適切に患者管理を行い、患者状態急変時に早期に対応するためにも看護師の配置は必須といえる。患者が安全に検査・治療を受けられることは医療の質の保証であることから、安全に検査・治療を受けられる体制を整備することが必要である。また、検査部門への専属看護師の配置は、多くの医師・看護師ならびに医療安全部が要望している事案である。今回、患者が安全に検査・治療を受けられる体制として、中央検査センターを新設し看護師の定数配置に向けた人員の確保を組織機構改正に提案したいと考え取り組んだ。
様々な部署からの要望案件であるが、今年度中央検査センターの新設には至らなかった。解決に至らなかった要因として、当院の経営状況がある。新棟建設に係る患者数の減少、医療材料比率の増加から収益では赤字となっている。今後既存棟改築も計画されていることから、経営上困難な状況が続くといえる。対策として人件費抑制が行われていることから、新規事業計画への人員採用は見込めない状況にあることから、平成30年7月の新棟移転計画にともなう病床再編成の余剰人員を、中央検査センターで活用する方向で検討したい。

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