愛媛大学

愛媛大学医学部附属病院

報告者氏名:﨑田智美

H29年度
国公私立大学病院副看護部長研修

育児支援制度活用と看護職としてのキャリア形成を両立できる支援体制づくり

[概要]
看護職員確保・定着に向けて多様な働き方を推進する中、育児休業及び育児短時間勤務の制度を活用するスタッフが増えてきており、夜勤要員の確保や他の看護職員の負担が大きくなっている。今までは仕事を継続させることを最優先としていたため、事務的な手続きが中心で、積極的な介入をしてこなかった。しかし、制度を活用するスタッフにおいては、復帰後の夜勤への壁は厚く、その後のキャリア形成においても支障をきたしている。
本制度創設の目的は、組織で働く看護職として継続して専門性を発揮できることにある。その原点に立ち戻った時、育児支援制度を活用しつつ働き続けることができる環境の構築だけではなく、結婚や出産などライフイベントを含めたキャリア形成ができる体制をつくり、組織人としての役割を担える人材育成につなげることが必要である。実践計画として、①育児短時間勤務者の働き方の整備では、制度を活用するスタッフのデータベース化で現状把握を行い、他部門と調整し体制を作ることとした。②キャリア形成を支援する体制作りでは、産前~復帰までの支援内容の明確化と担当副部長が産休前から復帰後と面接を通して介入する機会の設定を行うという2点を挙げた。
今年度は可視化不足で準備にとどまり実践に至らなかった。今後、体制の明文化を行い、人事担当として取り組んでいく。

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