香川大学

香川大学医学部附属病院

報告者氏名:田中ひとみ

H29年度
国公私立大学病院副看護部長研修

自己のキャリア開発のための配置転換の仕組み作り

[概要]
自施設では、10年以上配置転換を行っていない、あるいは、採用時の配置から5年以上同部署で勤務している看護師が半数近く存在し、変化しない現状をよしとする組織風土があると考えられる。教育システムは、平成28年度に経年別教育システムから脱却し、自己のキャリア形成を支援する看護実践能力開発システムの運用を開始した。まだまだ混乱している状況で、看護実践能力開発システムをキャリア開発手段のツールとして捉えることができていない現状は否めない。以上より、個々の看護師が自己のキャリアパスを描くために、配置転換をキャリア開発の一手段となるような仕組み作りが必要であると考えた。今回の実践では、看護実践能力開発システムに関する課題として、看護師のキャリア開発を支援する役割を担う看護師長の看護実践能力開発システムに対する理解不足が明確になった。第一段階として、看護実践能力開発システム導入の目的や自施設看護師に求められる能力、グレード認定について説明し、共通理解を図った。今後の課題は、個々の看護師が看護実践能力開発システムをツールとしたキャリアパスを描くことができるようなキャリア開発と配置転換が連動するシステムを構築していくことである。

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