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金沢大学

金沢大学附属病院

報告者氏名:小川外志江

H29年度
国公私立大学病院副看護部長研修

安全安心な生活支援を入院前から行うケア提供システムの構築 ―入院前準備教室に参加後、入院予定病棟につなぐシステムー

[概要]
昨年度は患者が高度な治療を受ける入院前後でQOLを維持し社会復帰できるよう、これまで入院してから実施していたケアを入院前から行う目的で入院前準備教室(以下教室とする)を創設した。教室は集団指導として実施しており、今年度は、個別的なニーズを満たすために、教室に参加後、入院予定病棟につなぐシステムを新たに整え、患者のニーズを満たし、その患者に応じた看護を入院前から行うこと、また教室のさらなる改善を目指し活動した。教室参加後に、入院予定病棟でケアを実践する病棟として、外科系4病棟の選定、病棟で行うケアを明文化し、入院前からのケアを開始した。ケア内容は、病棟案内や患者の気がかりを聴く、入院基礎情報を得る、入院を担当する看護師の紹介、手術パスの説明など、各病棟で患者のニーズにそって実施した。また教室内容も見直し、患者のニーズや利益にそった内容を検討し、昨年度より指導内容を4項目増やし、11項目とした。教室に参加した患者は469名(平成30年1月末)、病棟でも入院準備に向けたケアを実施できた患者は56名であった。病棟での入院準備に向けたケアは入院生活そのものや、入院までの気がかりが解消されることにつながっていた。一方看護師も、入院に当たっての患者情報を得て、入院前から患者状況を知ることで、患者の望みや状態に応じた入院準備を整えることにつながっていた。

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